神奈川県道路公社は14日、横須賀市の本町山中有料道路の料金所で3月から、「ワンストップ型ETC(自動料金収受システム)」の導入に向けた社会実験を行うと発表した。利用者からETC導入の要望があったそうですが、費用面で料金所で5~6秒停止することでキャッシュレス決済ができる「ワンストップ型ETC」の導入を検討。3月22日までモニター募集しており、本格運用の時期は未定という。従来のETCと何が違うのか?
従来のETCとの違い
🚙従来のETC(ノンストップ型)
ETCレーンを通行して料金が発生しETCゲートが開くまでには3段階の通信があり
①ETC車載器の有無と車種情報の判定
②ETCカードのICチップに入っている情報の読み取り
③上記情報の確認作業(決済可能かどうか等)
これら通信が一瞬で行われ、完了したらETCゲートが開く仕組みとなっている
🚙今回のワンストップ型ETC
従来のETCと同じキャッシュレスなのですが
大きな違いは一旦停止が必要(5~6秒)
他、ネットワーク型ETCを用いて遠隔地にてセキュリティ機能を有した機器を設置し、各路側機で取得した情報を集約、一括処理してETCカードを用いたキャッシュレス決済を行う。
■背景と目的
高速道路会社等が運用するETCシステムは、利用率が9割を超える路線もあり、決済手段として広
く普及しているところです。一方、地方道路公社等においては、ETC システムの導入について、お
客様の要望はあるものの、導入費用等の課題があり、導入が進んでいない状況です。
現在、初期費用及び維持管理費用が安価なネットワーク型 ETC 技術を活用した新しいキャッシュレ
ス決済の検討が駐車場等で進められており、有料道路にも活用できれば、地方道路公社での展開
が見込まれるものと考えます。引用元:アマノ株式会社
初期費用、導入費用、維持管理費等の面で、NEXCOや阪神、首都高速意外の
地方道路公社でもコスト的に運用を検討できる見込みも考えてる様です。
モニター募集要項には車載器が搭載されてるとありましたので、ナマのカードのみで決済ではなさそうです。
↓下記リンクがモニター募集ページとなっております