東京・池上署にて特殊詐欺グループの出し子の男が逮捕された。会社員の山川雅容疑者(23)は2019年6月、70代女性に「医療費の還付手続きがなされていないので、返金できない」などとうその電話をかけ、女性が振り込んだ、およそ97万円をATMから引き出した疑いが持たれている。今回は、還付金詐欺について具体的な手口を警察庁HPから調べてみました。
還付金詐欺ってどんな手口なの?
①自治体や公的機関職員から電話がくる
自治体、年金事務所といった公的機関職員を名乗った電話が自宅にかかり
☎医療費の過払い金があります、還付の手続きの為電話しました
☎年金が一部未払いとなっていたので受け取る手続きをしてください
初めにお金を支払う内容の電話をかけてきます。
☎以前、書類を送付しましたが返信が無いので電話しました
突然の電話じゃない事と、被害者の見落としや、わざわざ連絡ありがとうございますと信頼をさせる為の話てきます。続けて
☎還付手続きの起源は今日までなので、急いで手続きをお願いします
☎すでに期限が切れていますが、本日中であればなんとか間に合います
→急がないと還付金が受け取れなくなる事を強調され焦らせる
②ATMへ誘導される
☎銀行窓口は混んでるので携帯電話をもって近くのATMへ行ってください
☎ATMに着いたら、操作方法を説明するので、***-****-****まで電話してください
といった様に携帯電話をもってATMへ行くように指示します
ここで犯人は被害者の家周辺のATM、犯行に及びやすい都合がよい場所を予め調査してあります!
③ATMで指示される
ATMにくると、犯人から
☎操作方法を説明するので私が言ったとおりにボタンを押してください
☎間違った操作や、押し間違い等があれば手続きができませんのでご注意ください
指示するとおりに操作する様強調した上で
☎『お振込』というボタンを押してください」
☎「○○さん(被害者)の個人番号である『 *,***,*** 』を入力してください」
☎「入力が終わったら、画面右下の『確認』ボタンを押してください」
【本来は相手方に振り込み送金することとなるにもかかわらず、被害者自身の口座に振り込み入金されるものと誤信させ】
さらに「個人番号」や「取扱番号」などと偽って、犯人側に振り込む金額を入力させて、お金をだまし取るのです!
引用元:特殊詐欺手口より
☎還付手続きの為、お手持ちの講座の種類や残高を教えてください
☎最初に『残高照会』というボタンを押し、表示された数字を右から読んでください